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     孫に手作りのブルーベリーを食べさせたい大作戦 (栽培記録ー3)

栽培品種 コリンス (ハイブッシュ系) 
 栽培開始2013年5月(挿し芽一歳苗?)~現在(2016年7月記録中断)  

  栽培記録ー1 の継続ページとして2015年6月10日から再スタートしました。 >
  栽培・記録 山口純一
  栽培記録-1の続編      2015年6月10日~2016年7月20日
 
   
2014年6月14日   2015年5月10日
 2015年6月
  
  栽培記録ー1で2014年6月より、品種不明樹として栽培を記録してきましたA樹の継続記録です。
 2013年5月末に販売 売残り品として廃棄寸前の樹をもらい受け2年経過、今春花芽(4芽)が受粉し
 実が40数個生成し、只今肥大進行中です。
 今期の課題は、品種確定と熟果の収穫です。また今年の目標は、基本樹形の基となる良形なシュート
 を2~3本生成させ、樹勢強固な樹に育てたく思っています。
 さて、その様に順調に育成できますかどうか、月報様式で記録してまいります。


品種確定を試みました。 
 
 4月末から5月中旬にかけて開花した花の形状から ”コリンス” ではないかと推測し、形質比較を試み
ました。
 
   形質比較表 
 モデル(コリンス)  A樹  判定要素 判定 
       
     花の形状 
 
1)釣り鐘形
2)長形
3)白花色
 ○
 品種写真(ネット)借用
5月11日の様子     
       
     葉の形状

1)卵形
2)縁にギザなし
3)紅葉後落葉
 
 ○
NHK趣味の園芸本より借用  6月10日の様子     
     実の形状

1)ガクが直立形
2)花房密集形
3)やや五角形
 
 ○
 NHK趣味の園芸本より借用  6月10日の様子     
 
 昨秋から冬にかけての、紅葉・落葉と幹色(赤っぽい)からハイブッシュ系であることは事前に想定が
できていましたが、今春の開花で判明した花形が一致する”コリンス”に的を縛り、形質比較をしました。
コリンスは直立樹形と云われていますが、現状樹形では判定しがたく、また実が幼果の為品種確定の
断定はできませんが、八割がた”コリンス”であろうと推測されます。


 6月19日 少し色付き始めました。

 
 5月27日の様子  6月19日の様子
  上の写真は、比例が合っていないのと若干撮影角度が異なる為、比べにくいでしょが同一実です。
薄ムラサキ色にくすみ、個々の実のサイズも少し大きくなって来ているのが見てとれます。



 2015年7月
 
 7月2日 間もなく収穫 
 6月19日掲載写真と本日(7月2日)掲載の右下写真は、同一実です、随分と色付きました。
色付きと同期して肥大化も進んでいます、間もなく手作りのブルーベリー初収穫が出来そうです。

自家製ベリーの第一号は、孫に食べさせたいと思っていますので収穫は3日後の日曜日にする予定
ですが、住居周りにムクドリが多数居てるのと、この樹が”コリンス”であれば収穫期に裂果しやすい
との情報もあり何とか日曜日の収穫まで無事であってほしいと願っています。

売残りの樹をもらい受け2年経過しようやくブルーベリー栽培のイロハが解りかけてきました。
一つの花芽から10数個の花が咲き、熟果になるまで凡そ3カ月近くかかる(下写真参考)、来年度は
今までの経験をいかし樹の充実と収穫量UPを図りたいと思います。

 
   
 
 花芽から実に至る生成の過程 
   
4月5日   4月16日
   
4月29日   7月2日
 
7月5日 初収穫 
   

 待望の初収穫、ムクドリの被害にもあわず、裂果もなく無事収穫できました。

初回収穫数は29個、完熟実は甘い!との妄想を抱き2年、現実は期待していたほど甘くはありません
でした。この季節 ”佐藤錦”に”マスクメロン” と甘さを誇る果物が豊富に出回って”ブルーベリー”の
肩身もそう広く?ありません。それでも孫を初め家人達はそれなりに喜んでくれました。

 
 品種確定
 
 果実比較
   
NHK趣味の園芸本より借用  7月2日の様子 
 

 6月初めから進めていた品種確定作業の最終過程の熟果形状比較の結果(コリンス種との比較)は、
主観的評価でありますが次の様な判定となりました。
 
比較項目  判定結果 
1)熟期(6月中旬~7月上旬)の同期     やや適応
2)形状 やや楕円形で五角形に近い形あり  適応
3)実の大きさ   やや不足 
4)ブレーム(果粉)  適応
5)ガク形  適応 
 
熟期と実の大きさは、樹の成育状態で差異は生じると推測出来ますので前回比較と今回の比較
の結果により、A樹はハイブッシュ系のコリンス種と確定できるかと考えます。
よって今後このページの”種”表示は、コリンスで掲載させていただきます。
尚、識者の方で別種ではないか?と疑義を持たれましたら是非訂正の指摘をお願いいたします。

 2015年8月
 
8月9日 シュートが生成・成長してきました。

 撮影日 7月29日  撮影日 8月9日
 
上部7月29日の写真の根際近くの丸いプッとしたものが芽へと成長し、8月9日の写真右下の枝状に成長
してきました。さらに驚くべきは7月29日には観察されなかった旧幹(主幹)際から別のシュートが生成し
本日までに130ミリの長さに成長しています。(上の写真は、撮影向きや倍率が異なる為少々比較しに
くいかもしれません、悪しからず。)



 2015年9月
 
新葉を枯らしてしまいました。

   
 撮影日 9月4日
 
8月の猛暑を無事のりこえこれから樹の充実とシュートの生長を楽しみにしていた矢先、上の写真の様に
新葉に異常が発生しました。夏以降に生成してきたシュートや新芽の先がしおれ、新葉が黒ずみだし当初
は病気(黒星症?)が発生したと心配したのですが古葉に広がる気配がなく只今様子視しているところです。

今のところ思い当たる原因として次の要因があげられます。
8月下旬から続く愚図ついた天気を利用し、根の張りを助成しようと灌水を控えみにしていたところ9月初旬
に曇天から急激に天候が回復し強い日差しが射す日が時々あったことと、強い海風で梢が揺さぶられたこと
が影響しているのではないかと考えています。
まぁ~、病気で無ければありがたいのですが・・・


 2015年9月30日 現況
   
 
 9月初旬に発生した新葉の枯れは進展せず治まっています。
7月29日に生成したシュート(D・E)は、昨年生成したシュート(B・C)のような急激な成長は視られず。

成育状況(上右写真の記号参照)
A=主幹
B=昨年のシュート1号 樹高 470ミリ
C=昨年のシュート2号 樹高 850ミリ  (*B・Cとも芯止め後のサイズです)
D=今年のシュート1号 樹高 220ミリ
E=今年のシュート2号 樹高 340ミリ  (*D・Eとも新葉枯れのときに先端部分を切除しました)


 2015年11月
 
 11月8日 現況
   
 
  一部の葉が紅葉し始めました。

昨年は、美しく紅葉しその後裸樹と成りました。蕾の生成も良く昨年より充実しているように感じられます。
来年の収穫は、100粒を目指していますが今の処達成は可能と思われます。

今後の栽培計画は、来年100粒収穫後9月頃に強剪定と植替え(同鉢)し育成、再来年3月に花芽落としの
剪定をし、その後一年間養成したいと考えています。
私がブルーベリー栽培に関わる動機を与えてくれた樹であり、私は売残り商品として廃棄バケツから救い出
した樹でもあるこのコリンズに人一倍の愛着を感じています。売残りのC級品であった樹が何時か名樹となる
その日を夢見てこれからも栽培を続けていきたいと思っています。

 2015年12月
 
 12月31日 落葉と花芽切除
   
 12月5日 紅葉のピークです  12月31日 花芽整理剪定後
 
 12月5日に紅葉のピークを迎え31日に統べての葉が落葉しました、昨年より一週間早い裸樹です。

本年最後の手入れとして細枝の花芽を整理剪定しました。
来期は樹の成育を優先する為収穫量は100粒限定とする方針で剪定残しの超過芽は花芽が動き出す
時期に摘蕾する予定です。

    
 落葉した葉 花芽整理剪定屑 
 
 2016年4月
 
 4月18日 現況と受粉相手の花輪を冷凍保存しました。
   
 花芽展開 4月6日撮影  蕾形成・葉展開 4月18日撮影
   
蕾の様子 4月18日撮影   受粉用開花輪密封
 
  4月に入り花芽に動きが出始め大きな芽が写真(4/6)の様に展開し続いて葉芽が動き花芽が蕾に成長(4/18)
 してきました。
 前回12月31日の花芽整理に引き続き4月に入って同一枝に”一芽残し”を実行し花芽の間引きをおこなった。
 また、受粉相手のピロキシとサンシャインブルーの蕾に開花したものが数輪でてきたので受粉予備として本日
 花輪を切り取り冷凍保存をおこないました。出来れば受粉相手の残蕾(今までに開花し始めたものは間引きし
 てきましたので残り少なくなっています)の開花とタイミングが合って受粉用の花粉が残芽で賄えればよいので
 すが不足する場合いは冷凍花粉を使用する算段です。


 現在花芽数は19個、一芽に6~10の蕾が付いて凡そ150個の収穫が見込まれる、今後の開花→受粉→実成り
 の過程で再間引きをおこないたいと考えています。

  人工受粉を開始しました。
 
花芽・葉芽の展開の様子(左から 4/6 4/11 4/18 4/26) 

  4月22日から受粉作業を開始しました。
 今のところピロキシの開花蕾を椀に採取し筆にて間接受粉させています、この後サンシャインブルーに切り替え
 開花蕾が無くなり次第冷凍保存している花粉を使う予定です。
 受粉タイミングはPM2:00頃、充分陽光をあびさせてからの作業としています。
 
   
 

 2016年5月
 
5月3日 現況
   
 受粉成功・受粉中・開花前が混在した様子  只今の最大葉 68ミリ×36ミリ
 
  4月22日から始めた人工授粉初期分が受粉成功したようです。
 
 只今までで受粉作業を終えた割合は凡そ7割、残りは開花待ちです。受粉相手のピロキシ・サンシャインブルーの
 花も底をつき以後は冷凍保存している花で受粉作業をする予定です。
 初期に人工授粉をおこなったものは花弁を落とし子房が上を向くといった受粉成功のサインを出し始めています。
 また4月11日頃から芽が動きだした葉っぱも大きく育ってきました、樹高840ミリ 樹勢良であります。

 5月8日 現況
 

   受粉果は順調に成長しています。
  早いものはそれらしい形をしてきました、右上写真のように今だ花をつけたものも在ります。

  <失敗談>
  4月18日に冷凍保存した花輪は袋のなかで花弁を茶色く変色させやや湿った状態になり到底受粉に使用できる
  状態ではありませんでした。キッチンペーパで包み乾燥剤を入れ密封したのですが・・・
  来年は花弁を取り去り保存しようと思います。
  尚5月以降の受粉作業は今まで使っていた筆で花粉補充無しの状態で受粉作業をおこなっています(コリンスは
  自家受粉可能種)。

 5月11日 現況(大風で葉にダメージを受けました)
 

   今年は早春から初夏にかけ樹を大きく揺さぶる大風の日が3回ありました、一回目は裸樹状態2回目は幼葉の時期
  であった為被害はありませんでしたが5月2週目の大風で細枝は千切れ落ち、葉は上写真の様に成りました。
  
  本日折れ枝や擦れ葉を剪定しました。
 
 
 5月13日 再度摘果をしました。
   
 
  ブルーベリーの適性葉果比(一果あたりの葉数)はどれ程か解りませんが大風被害で葉数が大分少なく成りました
 ので本日 房の周辺部の葉数を意識しながら比較的小さな実(房先端部のもの)を摘果しました。

 
 2016年6月
 
6月8日 罹病葉?の処置を行いました。
   
   
   
 
 
  少し前から気になっていた異常葉の処置を行いました。
 
 生理障害か?はたまた赤色輪点病か・・・、いろいろ情報を調べてみましたが合点がいく答えが見つからず症状の
 目立つ葉及び枝先を取り除きました、またそれに伴ない摘葉相当分の実も摘果しました。
 赤色輪点病などの伝染病であれば今回の対策ではおさまらない事は承知の上での処置であります、当面はこの
 まま経過観察していこうと考えています。尚、これで当初目標の100粒収穫は達成できなくなりました。

  6月27日 現況
   
 
  異常葉の進行は収まっています、伝染症ではなさそうなので一安心です。

 昨年生成したシュート(D)の根元付近にシュートらしき膨らみが生成してきました。実も肥大しながら色付き始めて
 います、昨年より実りが早く 2~3日中に試食出来るのではないかと思っています。
 間もなく収穫、孫の嬉しそうな顔が浮かんできます。


 2016年7月
 
7月上旬~7月20日 収穫・剪定
 
  7月はじめから4粒・6粒・16粒と順調に収穫本日(20日)残り3粒となりました。味は他の果物と比べ特別
  美味しいとは思えませんが食後の舌が黒く染まっているのを見ると薬効は思いのほか在る様に感じられます。
  また、家人も喜んで(?)食べてくれるので 育て甲斐のある果樹
には違いありません。
  大風や異常葉の発生等で葉数を減らした事により摘実を多く施した関係で収穫数90余りと 目標の100個には
  届きませんでしたが一応の収穫達成ができ嬉しく感じています。本樹も後数年で成木となります、
成木になる前
  に今一度樹形調整をおこないたいと考え、来期の収穫をひかえ今期は、剪定と養成につとめたいと計画していま
  す。
  
  樹勢現況
 
新たなシュートが生成してきました。   樹冠のきりもどし

  現在は新たなシュート以外は大胆な透かし剪定をおこなっています、これは良質な枝の生成と更なるシュート
  の発生を期待する為です。また樹冠のきりもどしも、透かし剪定と同目的によるものです。
  今の処9月過ぎに植替えを計画しています、今年は”猛暑”
 北部ハイブッシュのコリンスにとって過酷な夏超えと
  なりそうです。

 
 コリンス栽培記録更新は、2016年7月で中断させていただきます。
 
 
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