二人三脚のローカルページ V-2
 2014年9月号
 
   

 仕事の都合で起床はAM3:40と云う生活をおくっていますと季節の移ろいがより敏感に感じられるようです。

随分と日の出が遅くなりました、草木の色や空気の匂いも落ち着いてきた様に感じられます。間もなく秋、確実に秋が
近づいてきています。
皆さぁ~ん!お元気ですか?間もなく秋、何時もより少し早めに秋がやってきそうです。
それにしても先月は暑かったですね、台風・大雨と異常な気象に悩まされた月でもありましたね、間もなく秋 やれやれ
ですよね!
とは言え広島の大災害 今だ収束がつきません、被害にあわれた方々に哀悼の意をあらわすと共に、この教訓を今後
に生かしていきたいものです。

先月は何年かぶりに野球場にでかけました、カードはロッテ対日本ハム戦。
私はプロ野球観戦は好みませんのでTV中継などはめったに観ません。 然しながら野球場での観戦となれば又別で、
ナイター時の暗天に浮かび上がる球場の美しさや観客のうごめき・臨場感がなんとも五感を刺激してくれます。それに
又ビールが美味い、ビール売りの女の子も可愛い、これで戦っている選手たちが高校野球の球児の様に真剣にプレー
をしてくれたら・・・

8月17日(日)AM11:31 PCに着信あり。
<パリ シャルルドゴール空港で乗り換えまちです F47便でトゥールーズへ・・・外は16度だって・・・>   
                                               (フランス サマータイムで時差-7時間)
我が家のバック・パッカーのKmaさんからのメールです。
夏休みを利用しロートレックの生家のある”アビル”に7日間の旅に出発、無事フランスに着いた旨の報告文と共に
時刻掲示板の写真が送られてきました。

家人のスマート・ホーンにはテレビ電話が着信、Kmaさんの元気な姿が画面に表示されていました。
skypeが出てPC上で個人間のテレビ電話が使えるように成った時も驚きましたが、携帯端末でより簡単に画像通信が
行える情報通信技術の進歩にはただただ驚嘆するばかりです。

   
 

 つなぐ・・・と、いうこと。

 
 イチゴのランナー

 房総のホテルにて。

孫娘はソフトクリームを注文、余程気に入ったのか何時ものヤンチャぶりを隠し王女のしぐさでスプーンを動かして
いた時のこと。
「かわいい」と小さな声が・・・。
少し前から気かかっていた気配のあたりから再び「かわいい」との声が、毅然と正対すると私達より一回り上とおも
われる老婦人と、目が合いました。

「かわいい」と又云い、小首を傾げる仕草をし、暫し後 「今だけよね・・・」と呟き、独り言のように「そう・・、今だけ・・、
あんなにかわいがったのに、あんなに ばあばあ ばあばあと慕ってくれていたのに、今は・・・」
「友達やクラブ活動の方が大事なのよねぇ~寄り付いてもくれない」、と連れの老紳士に向かい語りかけ、此方に
視線をかえして、「そう・・・かわいかったのよ~」と微笑み、語ってこられました。
私達の孫に接する姿や孫娘の仕草から、在りし日の楽しき思い出が追想され思わず言葉として湧き出したかの
ようでした。
品の良い老夫婦の所作から、その言葉の意味が、悲しみではなく、慙愧でもない満ち足りた思いのなかから出た
言葉のように感じられ、今だけですよ!お孫さんに思いの丈愛情一杯注いで!との思いが伝わってきました。

満たされた追想に酔う老婦人の恍惚とした表情とそれを優しく見守る老紳士の横顔に接し、久振りにアルコール
抜きの妄想が芽生え、頭を満たしはじめました。

”死ぬために食べる”
何時か読んだエッセーの一文が頭を過ります。

人は何時か死ぬ。
   常理ですよね! 
では、いずれ死に逝くのであるならば何故生きねばならないのか?
生きる為には、食べねばならない。
食べる為には、働かねばならない。
働くためには、・・・
さて、・・・、いずれ死に逝くのであるならば何故生きねばならないのか????

妄想親爺は考え、この様な結論を得ました。

生きとし生けるものの、生きる目的は唯一つ、”種を繋ぐ” その一事に尽きると。食べる、生きる、学ぶ、生殖する、
保身する、・・・などなど、そんな事は些細な方策の一つ、一つ! ただただ究極的には、”種を繋ぐ” その為に
生きていると。

そんな~ぁん嘘だ!楽しむために生きている・・・と、思われる方も多く居られるかと思いますが、それはもまた、
一つの考えでありましょう。

しかしねぇ!
早朝の道路にころがるセミの死骸や、アフリカのサバンナに生息するイチジクコバチの過酷な生涯をおもうと生物と
して誕生し生きていく究極的目的は、繁殖し種を繋ぐに尽きるのではないでしょうか?
学説でも、
「ほとんどの動物では、繁殖終了年齢と寿命とはだいたいにおいて一致する」”進化と人間行動”(長谷川
眞理子・長谷川寿一)P133 11-4.とあり、種を繋ぐ節を裏付けてくれます。

さてさて、話の流れが老婦人の表情から突飛な妄想に移り少々戸惑われたかも知れませんが其れには訳があり
ます。
”進化と人間行動”のなかに
”おばあさん仮説”(Hawkes et al,1998)なるものが紹介されており内容の一部は次の
ようなものでした。
「ヒトの子ども期の世話が多大であること、ヒトの寿命は非常に長いが、女性の繁殖期間はチンパンジーに比べて
それほど延びておらず、寿命に比べて閉経の時期が早いこと、ヒトの繁殖力がチンパンジーよりも高いことの3点
は密接に関連していると考えた。そして、ヒトの女性が「おばあさん」という存在になることは、それ自体、機能的に
意味があるから進化したのだと考えた。つまり、早めに繁殖を辞めることにより、自ら繁殖の仕事から解放され、
しかもさまざまな知識を蓄積して体力もまだ十分にある「おばあさん」が、娘および親族の若い世代の繁殖を助け
ることにより、包括適応度が上昇し、結果的にヒトの繁殖力の向上につながった・・・」

と云うものであります。
房総のラウンジで出会ったおばあさんの所作から、その”おばあさん仮説”を思い出し、連想的に”種を繋ぐ”という
突拍子もない妄想に至ったしだいです。

傍らで幸せ一杯にソフトクリームを食べている愛くるしい孫も、何時か ジジ・ババ 離れをする其の時まで、彼の人
に劣らぬ孫への助力が出来るよう、余命パワー全開で過ごしていきたいと思っています。

その為には・・・
気力・体力の維持と、酒の量・・・を・・・・・・・・・・・・・・・・・・と、決意が先細り (フ二ャ~笑い)
   
   
<この写真は、ネットより借用しました>   片貝海岸にて
 

ベランダ情報

 先月苗を植え付けアンドン仕立てにすべく栽培を始めたスネールフラワーに花が咲きました。

鞘のような蕾ができ、日毎に上方に丸まり膨れあがりやがて薄紫色の花を開かせるという躍動的な咲き方が面白く、
紹介させていただきました。
下の写真(左から2番目)は、夕日を浴びながらパンパンに膨らんだ蕾の様子で、3番目の写真が其の翌日早朝の
開花した様子です。右端の写真は数日経った様子で、花の右斜め上の2番花開花直前の様子です、開花は背の
部分が縦割れし中からリップが展開することでおこなわれます。


       
 
 そうそう薄紫色の花といえばモナ・ラベンダーも紹介しなければなりません。

先月号で既に紹介しましたモナ・ラベンダーの子株の鉢上げを今号では取り上げてみました。この子株、ブラキカムの
鉢にひっそりと生え育っていたもので、隣接する親株のこぼれ種によるものか剪定枝からの発根に因るものか出生が
不明のまま今日に至り、存在を無視出来ない程の大きさに育ってしまい、ついに先月鉢上げと成った次第です。
小さな花なれど一輪いちりんは端整でランの花に似て美しい色合いをしており、家人の知り合いにでも差し上げたいと
思い、只今丹精を込めて育成に努めているところです。

    


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