二人三脚のローカルページ 特別号
序章-2  出立  <親爺のつぶやき>
5月1日
智津子さん手作りの行程図がリビングの壁に張り出される。
オレンジ付箋には立ち寄り先の滞在日が記載され、後日 赤の付箋でKumaの所在を示す
との事、なかなか良き出来栄えと感心するとともに、ここに時差を書き加えればと助言す。
この地図でもって、智津子さんはKuma と一緒に世界を旅をするのであろう。

5月11日 AM4:55 出発前日。
Kumaが作成してくれた今回の企ての資料がつまったフアイルに目を通す日程・滞在先・連絡
方法・etc、至れり付くせりの資料にKumaの成長を実感す。
過ぎし日の、Kumaと妹とが我が膝を取り合いし様子が脳裡を過ぎるも膝頭にあの頃の温も
りは今は無し、暫し我が手を添える。
歳月の無量実感す。

5月11日 夜。
末の娘来宅。ささやかな壮行の宴をひらく。
この時、PCを持っていく事を聞く。がしかしそのPC直前に落とし故障、復旧出来ず明日の出発に
は帯同の術なく、後日届ける予定に変更。
夜半、パッキング完了。 
プラス手荷物バックとかなりの重量、両手の荷重に長旅を今更ながら実感する。

5月12日 PM 2:00  出発
5月12日 雨、 am10:20 赤飯の朝食を済ませ成田に向け出発。
搭乗便はpm2:00 ANN 上海便、これは私の仕事都合に合わせたもので本来は NZに
直行したかった様子と、離陸後智津子さんより聞く。それと気づかず万博の入場券は確保して
いるか、あれも これもと、一人はしゃいでいた自分を少々反省するもバブル絶頂期の”上海”
を観ておくのも又よしかなと、心のなかで呟く。
pm2:00定刻、天候回復、陽光が爽やかな空間にキラメキ満ち実に美しい。
建物のかげからあらわれた機体は予想に反し小さく 中型ジェットゆえか、加速したかと思えば
最短で離陸、高度を上げみるみるうちに視界より消える。
余韻を愉しませてくれないまことに呆気ない見送りであつた。

”ガンバレ Knma” 「Have fun」

5月12日 17:55 Kumaに電話す。 応答なし。

5月12日 18:06 携帯のディスプレーに”通知不可能”の表示を示し着信あり。
「もしもし Kuma です。」と聞きなれたKumaの声が、力んでいるでもなく何時ものKumaの声が
聞こえてきた。 よかった、ありがたい、と、正直思った。
「今、タクシーでホテルに向かっている」 との事、携帯を智津子さんにわたす。


5月15日 ”上海”より”ニュージーランド”に向かう日。
出勤前に智津子さんに、昼過ぎまでにKumaから連絡無ければ一度電話して安否を確認するよう
指示をする。
 
12:50 智津子さんより連絡あり。 
mixi上に、無事ニュージーランドについたとの一報が掲載されたことを確認したとのこと。
大いに安堵、仕事がはかどる。

<mixiに掲載されていたKumaのスナップより 転載>
5月15日 夜。
帰宅後、早々にmixiを観る。
上海のスナップとニュージーランドのスナップが掲載され、無事NZに着いた旨のコメントを観なが
らの酒は、実に美味し。

5月16日 (日) pm2:00 NZ時間 pm5:00 智津子さん、Kumaに電話する。
先ほどまでスティ先での歓迎パーティを開いていただいていた由を聞き またまた安堵。
安堵ついでに又、酒を飲む。
NZに向かい乾杯し”旅行記”本編の準備に取り掛かる。

呟き編 完>

本編ー1 上海にて