二人三脚のローカルページ V-2 
 
山椒栽培にチャレンジしてみました。
 2015年6月14日~2016年6月27日

 栽培・記録 山口純一
 
 2015年6月
 
 6月14日 栽培開始
   
 
 季節外れの苗の売り出しに、ためらいながらも購入、本日から栽培を始めました。

山椒は、環境変化適正が低く植え替えがしづらい植物で、ダメージが少なくなる落葉後が植え替え適期と
されています。その為か梅雨時期のこの季節に苗が店頭に出回ることは殆んどありません、一葉つまんで
匂いを嗅ぐと冷酒と冷奴が連想されました、山椒味噌で食べる白飯も・・・   
で、購入。
持ち帰ってから後悔しつつこのページをタイプしています。
その後悔とは
1)ダニ等、害虫の誘引で他の栽培植物に悪影響を与えるのでは? 
2)少々値段が高い!他のハーブならいったい何株買えるのか・・・
3)植え替え・夏越しの難しさ

後悔先に立たずであります、そこで無駄に枯らさぬよう苗を粒さに観察しました。
1)苗は、6本からなる寄植えである
2)品種は、今のところ不明
3)樹勢は良好
4)新芽の生成あり

この観察から次の推測をしました。
1)この苗は今のところ、このポット内の成育状況に適応している。
2)新芽が美味そう(良い香り)

で、でた結論は
1)植え替えは落葉後の何時かにおこない、このポットのままで養成し夏越しに挑戦させる。
2)枯れるかもしれないので、それまでの間 冷奴の添えとして適時に葉を収穫する。

さてさて、花屋の端くれとしてのプライドと意地を掛けての栽培の結末や如何に!!

さてさて、何時まで、栽培記録を発信することができますか・・・


 6月28日 山椒味噌を造りました。
   
 
 栽培開始から2週間経過、今のところ至って元気です、ダニ等の発生もありません。
今までは、冷奴や魚料理にと若葉を数枚ちぎり使っていましたが、夏越し栽培の蒸れ対策として葉刈りを
おこないました。
刈った葉は、硬そうに感じましたので山椒味噌の材料としました。
<レシピ>  *分量は上の写真の山椒量では、スプーン大さじ山盛り3すくい程度の味噌が目安です。
1) 小鍋に逢引肉のミンチとニンニクを入れ炒め、途中白ワインを入れる。(強火)
2) 1)に赤味噌を入れ酒・味醂を加え混ぜ、粘りのある溶液に仕上げる。(弱火)
3) 2)に砂糖を加え、かき回しながら煮詰めていく。(強火→中火→弱火) *煮詰め過ぎづやや柔らかめに!
4) 3)を冷やし、刻んだ山椒の葉を混ぜ加える。
<出来具合>

きゅうりの生につけて食べても好し、アジフライに付けても又良し!でありました。
<改良点>
仕上がりの色が今ひとつ美しくない為、次回は赤味噌に西京味噌等の白味噌を適量加えてみることにする。
また、すりゴマを加えてみるのも面白いかもしれません。

 2015年7月
 
 7月29日 猛暑でダメージを受けています。
   
 
 6月28日の山椒味噌作りで葉刈りした後、順調に新芽が吹き出していましたが梅雨明け以降の猛暑で
その新芽がチリチリと傷みだしてきました。

 2015年10月
 
 10月2日 かろうじて生きています。
   
 
 6月14日の栽培開始時の写真と見比べると見る影もありませんが、ともかくは夏越しに成功した
ようです。
樹の状態は不良、猛暑のダメージだけでなく根の不調もあるように感じられます。
原因は水の遣り過ぎではないかと推測してはいるもののなかなか適度な灌水方法が掴めません。
冬まで持ちこたえ植替えが出来れば用土選択により灌水イメージが掴めるのですが・・・

2015年12月
 
 12月15日 植替え準備をしました。
   
 
  落葉が進んでいます。
 この状態が正常な落葉であるのか?冬越し未体験の為判断出来かねますが、本日植替え用土の
 準備をしました。
 
 一応、私なりに山椒が好むであろう土壌をイメージし下記の用土を作ってみました。
 用土配合
桐生砂4.5:腐葉土3.5:鉢花用土の残り(赤玉+園芸用土)1.8:有機石灰0.2

 完全落葉を待ち二周り大き目の素焼き鉢に植替えたいと考えています。

 
  12月20日 軽い剪定と植替えをしました。
   
   
 
  枝葉に生気がなくなり樹の活動が停滞している事を確認し本日鉢増しを決行。

 軽く枝先を切り詰め組織を確認、薄緑色で状態は良。根の状態は評価基準がわからないので判定
 出来ませんが不良らしき部位は見当たらず、ただ根量は少ないように感じられました。

 園芸本には山椒は”根”を弄られるのを嫌うとある為、根鉢の周辺を軽くほぐし右上写真の様に周辺
 部分の根をむき出し新しい用土に植えつけた。先の用土はやや粘土質気味で本来であれば根洗い
 し全ての用土を新しくしたいところではあるが安全策を採用し準鉢増し法とした。
 今後の管理は、根鉢の中心部分の粘土質様用土を勘案し 少し辛目の水遣りで育成していきたい
 と思っています。また寄せ植えも気に入りませんので来春早々挿し木で本来の育成樹を確保したいと
 考えています。

 2016年1月
 
 1月25日 新芽発見
   
 (1月27日 写真撮影)
  
 植替え一月余り経過、暖冬・記録的寒波の寒暖差を乗り越え新芽が生成してきました。
 幹肌もわずかに緑色が感じられます、虫眼鏡で観察すると小さき膨らみがそこかしこと散見でき
 ます。

 
 
 2016年2月
 
  新葉が展開してきました
   
 (2月27日 写真撮影)
  
  1月27日の新芽が一月経ち上の写真の様に展開してきました、他の幹も新芽の生成が観察できます。


 2016年4月
 
現況 
   
(4月7日 写真撮影) 

  新葉が活発に成育しています。
 6本の寄植えのうち1本に新芽の生成が今だみられません、様子をみて切り取ろうかと思っています。
 今までで新葉を10枚収穫しています、アサリの炊き込みご飯に”木の芽”として活用しました、やはり芽吹いた
 ばかりの新鮮な新葉は香りが良く家人達にも好評でした。

 現況
   
 (4月26日 写真撮影)
 
  次つぎと新葉が芽吹いてきます。
 かなりの頻度で葉摘みし料理に使用したりおすそ分けしたりしていますが一向にボリユームが減った感じを
 受けません。
 4月7日リポートの新芽の生成がみられない木は現在も発芽なしです。
 
 2016年6月
 
6月27日 剪定を行いました。
 
 
  前回4月24日から随分成長しました。
 新芽が出なかった木を根際でカットし現在は5本の寄せ植えとなっています、今後様子をみながら弱い個体を
 間引いていこうと計画しています。
 木の充実と梅雨の時期の蒸れ防止を図る為 本日剪定を行ないました。
 山椒栽培を始めて1年経過、習得した成育サイクルを踏まえ育成を重ね”すりこぎ”が作れるぐらいまで大きく
 育てたいと思っています。
 尚、栽培記録の方は今回で一応終了とさせていただきます。
 
 
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